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3/1/2024 9:30:00

Case148.他人にできて、自分にできないことはない

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マインド

多くの物事において言えることがある。『他人にできて、自分にできないことはない』ということである。他人のようにスマートなやり方で上手くいかなかったとしても、時間と労力をかけて工夫をすれば、他人ができている物事の多くは自分でもできる。スポーツや芸術と違い、勉強ではこの事実は当てはまりやすい。

これまでの人生で、『あの人は特別だから』『〇〇さんは天才だから』と自分と他人とを明確に区別し、自分の才能に蓋をしたことはないだろうか。人間は表面的なところを見るのは得意だが、その人が真に努力している裏の部分までは思考が及ばないことがある。本当は想像を絶するような努力を積み重ねた結果として今のその人のその姿があるならば、自分もそのレベルに追いつくためには最低でも同等以上の努力をしなければその時点のその人のレベルに達することはできないと考えるべきである。

自分も他人も同じ人間なのだから、他人にできて、自分にできないことはそう多くないはずである。そのために自分なりの正しい手順とプロセスを踏んで、一歩一歩確実に目標へ向かってほしい。ただし、このやり方が他人と全く同じということはほぼなく、そこに頭を使えずに挫折してしまうパターンが多い。また、自分の立ち位置と目標地点の差を明確に認識できず、本当は残り数メートルほどでゴールに到達するにも関わらず、ゴール手前でドロップアウトしてしまう人もいる。これら課題を一つ一つクリアしたら、あとはひたすら熱量と行動量を最大化すればよい。

これから受験に向かう新高3生は残り一年を切ったこのタイミングで、『他人ができたことを、自分ではどうやれば達成できるのか』を考え、実際の行動に移してほしい。そして、残念ながら来年の浪人がほぼ確定してしまった受験生も、来年こそは同じ轍を踏まないために、『他人にできて、自分にできないことはない』の精神で新たな一歩を歩んでほしい。『他人にできて、自分にできないことはない』のだから、これからの努力次第でどのような結果も引き寄せることができる。

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