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2/2/2025 1:00:00

Case196.学ぶことは“真似ぶ”こと

eyecatch
マインド

勉強がうまくいかない生徒の中には、最初から最後まで我流を貫き通そうとする人がいる。我流がすべて悪いというわけではないが、基礎・基本のレベルから完全我流の学習を積み重ねてしまうと、あるレベルを超えたあたりから一斉に崩壊してしまう傾向にある。そうならないためにも、特に基礎・基本は上手な人の真似から始めることを今日はオススメしたい。

勉強でもスポーツでも音楽でも、どんな分野であっても必ず基礎や基本は存在する。部活をやっている人ならイメージしやすいが、例えば野球でボールを打つという基本動作を考えると、野球に適したスイングの方法は個人間で多少の差異はあれど、基本的なフォームやスイングはほぼ類似している。これは野球という競技で最も理に適った方法があるため、皆が同じようなフォームやスイングになるわけだが、極論として、自分だけのオリジナリティ(=我流)のスイングを採用して下から上にバットを振るとか、後ろ向きで構えてバットを振るとか、そういったことは野球経験者からすればあり得ないわけである。

このようなことは冷静に考えれば当たり前なのに、なぜか勉強では同様の現象が起こっている場合がある。最大の理由は、『勉強で王道的に真似できる人が周囲にいない』というのが挙げられるが、そう考えるとたしかに致し方ない部分もあるだろう。特に医学部や難関大レベルになると、周囲に参考となるような“キレイなモデル”がいない場合が多い。自分自身の経験からも、都心部の超進学校ではなかったため、この状況や受験生の気持ちは痛いほどわかる。

インターネットの発達した現在では、SNSを含めても以前より“キレイなモデル”に出会いやすくなった。と同時に、“ニセモノのモデル”も大量に発生し、玉石混交の情報の中から正しい情報を選別する情報リテラシーが試される時代でもある。インターネットは何でも手に入りそうで何も手に入らないという不思議な現象が起きやすい場でもあるから、状況が許すなら“リアル”な情報を求めて、特定の塾や学校などに足を運ぶのもいいかもしれない。尚、北大・医大進学塾では、現役国公立医学生講師が多数在籍しており、このような受験生や保護者のニーズに対応可能である。

学ぶことは真似ぶことで、そのやり方が最も確実である。であるならば、真似るための正しいモデルに一日も早く出会えるかがポイントになるだろう。受験は常に時間との勝負で、他人が1日かかることを自分は半日で終え、1週間で終わることを2-3日で終わらせられれば受験では勝てる。そのために、特に早期の段階こそ、徹底的に正しくキレイなモデルの真似をしてほしい。

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