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5/2/2025 9:30:00

Case209.超一流は無理でも・・・

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マインド

大切なのは、才能か努力か。スポーツや芸術、勉強でも度々論争になるこのテーマであるが、どんな分野であれ才能があるに越したことはないし、どんな分野でも努力できるに越したこともない。

まず、才能と努力の違いと定義だが、才能とは生まれ持った能力や適性など先天的なものであるのに対して、努力とは後天的に自らの意思によって磨き上げられた能力で、練習や学習によって獲得するものと定義される。

これまで三十数年間生きてきて思うのは、『超一流』になるには才能が大前提で、その上に超が何個もつくくらい超努力を重ねた結果、ようやくたどり着ける境地だろう。例えば、野球の大谷選手のようなものがイメージしやすいと思うが、投手としてだけでなく打者としてもメジャーリーグの最前線で活躍しているわけだが、誰でもが小さい頃から野球を練習しても、生まれ持った野球に対する才能や身体能力、練習環境も含めて全てに恵まれなければ、あのようなレベルに到達することは不可能だろう。これは極端な例だが、スポーツ選手のうちでオリンピックに出たり、長年一軍で活躍したりするような人は、これら超一流に分類されて良いと思う。

では、『超一流』とまではいかなくても、『一流』や『1.5流(一流と二流の間)』はどうだろうか。これは多くの場合で、エジソンの言葉を借りると『1%の才能と99%の努力』で成し遂げられるように思う。才能が皆無とは言わないが、何年間も同じことをひたむきに努力し続ければ、超一流は無理でも一流から1.5流くらいならば到達できるように思う。そしてこのレベル感こそが、一般の人が目指すべきところで、最終的にかつ現実的にも狙える場所だと思うのだ。そして、勉強に関して言えば、この一流から1.5流に入れる人の割合が、スポーツや芸術に比べると100倍~1,000倍単位ではるかに大きい。

この一流や1.5流になるために必要不可欠なのは、自分の能力を少しだけ超える負荷を毎日かけ続けることだろう。この負荷を意識的に継続し、毎日自分へのフィードバックを欠かさず、上手くいったこと・上手くいかなかったことを適切な形で明日のチャレンジに反映するということを繰り返す作業だ。こういったことは数日なら続けられる人も多いが、月単位や年単位で継続できる人となると一気に激減する。しかし、自分は一流や1.5流で勝負したいと思うならば、決してその歩みを止めないことが大切だろう。

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