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11/26/2021 9:00:00

Case36.はじめての海外旅行

eyecatch
学生生活

 緊急事態宣言が明けた。これから少しずつコロナ前の日常を取り戻していくことになるのだろうが、そんな中で旅行というのも今後増えてくるのではなかろうか。海外旅行は若干ハードルが高く、まずは国内旅行という感じであろうか。そんな世の中ではあるが、いつかまた昔のように普通に海外旅行ができる日常に戻ってほしいと思う。今日は自分がはじめて海外旅行を経験した時の話を書いてみようと思う。

 大学の夏休みは丸二ヵ月あり、時間的にはかなり余裕がある(大学によっては夏休み期間中に試験があったりするそうだが....)。そのため比較的多くの学生が長期休暇ならではの趣味や自己実現などに精を出している。そんな中で私自身は大学入学後の最初の夏休みに、これまでのアルバイト代などをすべて投入し初海外旅行にチャレンジした。

 行き先はオーストラリア(シドニー+その他)。片道約10時間の旅。結論、これが最も地獄だった。今まで長くてもフライトは2時間程度の経験しかなかったので、10時間にも及ぶ特定の座席から動けないという経験はまさに地獄であった。二眠りしてもまだ残り半分以上、機内の映画を鑑賞してもまだ数時間残っており、足も首も肩も筋肉という筋肉が悲鳴を上げた。機内食も美味しいが、全く運動しない中で次々に出される食事は次第に「食べる」という作業になってくる。(食べないのも悪いのでとにかく食べた。)

 そんな地獄のフライトを終了して晴れて最初の目的地であるシドニーに着いた。そこはまさに異国であった。すべてを書き出すことはできないため今回は特に印象に残ったことをコンパクトに3点だけ選んだ。

①冗談ではなく食べ物・飲み物のサイズがでかい。Mサイズを頼むとバケツのようなサイズになるというのは本当だ。「こんなに大きいハンバーガーとコーラを頼んでませんよ」と言わんばかりのサイズで、わずか一食で一日分のカロリーになる。気を付けるべし。

②コアラを抱っこできる、かわいい。でも実際はコアラのマーチより怖い、大きい。毛がふさふさ。そして、ずっと寝ている(笑)。彼らは水をほとんど飲まないがユーカリから水分摂取しているようだ。

③エイゴワカラナイ。センター試験とレベル違う。速い、broken、そしてAussie English。日本人は外国人と日本語で話すときは、誰に言われたわけでもないが勝手にゆっくりはっきり日本語を話す。一方で外国人にそんな配慮はない。最初から普通の会話スピードでガンガンくる。“Slowly, please.”果たして何回言ったことか....(だからこそ今でも英語を勉強しようと思えたのであるが。)

以上3点、これが最初の海外旅行で強烈に印象に残ったことである。異文化に触れると日本の良さや改善すべき点など、今までの人生で考えもしなかった価値観の違いなど含めて非常に勉強になる。晴れて受験生も受験が終了した際には、アルバイトなどで貯めた自己資金を使い海外旅行という自己投資をしてみるのもいいかもしれない。未知との遭遇は社会に対する考え方や接し方を変えるきっかけの一つになる。特に将来医師となり様々な人に接するのだから、多くの【世界】に触れるのはきっと貴重な財産になると思う。

 受験、コロナ、こういったものが一段落したら是非受験生の皆さんも経験してほしい、今日はそんなことを書いてみた。

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