受験は人生で初めて『本気の自分』と向き合う時間かもしれない。
誰かに言われたからじゃない。自分で決めた道を自分の力で切り拓くための戦いだ。
その道のりは決して平坦じゃない。眠い朝、焦る夜、思うように伸びない点数。
でも、そんな日々の中で君の中に確かに育っているものがある。
それが夢を掴むための三つの力だ。
一つ目は、感謝の気持ち。
親や先生、友達、そして自分自身。
支えてくれる人がいること、学べる環境があること、今日も机に向かえること。
当たり前に見えるすべてが君の背中を押している。
感謝は心を整え、視野を広げ、前に進む力になる。
二つ目は、自分を信じる気持ち。
模試の結果が悪くても、周りが先に合格しても、焦ることはない。
君の努力は君が一番よく知っている。
『ここまでやってきた自分なら、きっと大丈夫だ』
そう言える自分を信じてあげてほしい。
三つ目は、最後まで諦めない気持ち。
合格発表の日まで勝負は終わらない。
あと一問、あと一日、あと一歩。
その積み重ねが合否を分ける。
『もうダメかも』と思ったその瞬間こそ、君の本当の力が試されるときだ。
受験はただの通過点じゃない。
それは君が「夢を掴む人間」になるための最初の証明だ。
だから胸を張って進もう。
風を切って、迷いを断ち切って、まっすぐに。
夢は待っていても来ない。君が迎えに行くものだ。
さあ、行こう。
君ならきっとできる。