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10/13/2023 9:30:00

Case129.今日の成果は過去の努力の結果であり、未来はこれからの努力で決まる。

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「今日の成果は過去の努力の結果であり、未来はこれからの努力で決まる。」この言葉は京セラ創業者の稲盛和夫氏によるものであるが、受験においても全くその通りである。

夏が終わり秋になり受験後半戦の火蓋が切って落とされたわけだが、秋には数多くの模試がありそこでの結果は夏までの努力が数値化されたものである。真摯に受け止めるべきものは受け止めつつ、しかしながらその結果がそのまま3月の結果になるわけでもないのは事実である。そう、稲盛氏の言葉にあるように現在の結果は過去のもので、未来の結果を作るのはこれからの努力次第なのだ。

また勉強とは今日やった学習が明日すぐに成績に反映されるわけではなく、どんなに早くても3ヶ月程度の時間差が生じるものである。そのため仮に夏に死ぬ気で勉強に取り組んでいたとしても、秋には結果が出ず冬にならなければその結果は出てこない。逆算的に考えると、冬の共通テストに間に合わせようとするならば、この10月が最終デッドラインであろう。

一点アドバイスをすると、もし自分の中で苦手科目があり偏差値(≒得点)的にも足を引っ張っているものがあるならば、それはむしろ短期間で学力を上げるチャンスである。というのも、一般論としてあまり点数の取れていない苦手教科は基礎的・基本的レベルで取りこぼしているパターンが多く、そのレベルの内容であれば短期間で平均点程度あるいは平均点+α程度までなら点数を伸ばしやすいからである。例えば偏差値50前後の苦手教科があるならば、各分野の攻略で偏差値55程度までは攻略しやすく、上手くいけば偏差値60程度まで短期間で到達可能である。ただし、それ以上のレベルアップを図る場合は分野横断的な理解や思考力を要する場合が多く、そう一筋縄ではいかないだろう。

勉強に飛び道具は存在しない。「未来はこれからの努力で決まる。」この言葉を胸に不断の努力を積み重ね、来年の3月に最高の結果を勝ち取ろう。君たちなら必ずできる!

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