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12/1/2023 9:30:00

Case136.受験直前期は生活スケジュールに注意せよ

eyecatch
その他

共通テストまで残り1ヶ月半というタイミングになった。この時期に焦らない受験生はまずいないと思うが、その焦りのあまりこれまでの生活スケジュールを大幅に変更し、結果的に体調を崩したり、勉強の効率が下がってしまったりという受験生を毎年多く見る。今日は受験の直前期に気を付けてほしい3つの生活スケジュールについて端的にまとめる。

①昼夜逆転の生活はダメ!

あるあるのパターンだが、学習時間を確保するために寝る時間が日に日に遅くなり、いつの間にか昼夜が逆転してしまう人がいる。直前期に追い込むあまりに昼夜が逆転してしまっている受験生、あるいは逆転してしまいそうな受験生は今すぐに朝きちんと起きて夜寝る生活リズムに戻すべきである。理由は2つ。一つは、一般に朝の方が人間の頭がクリアであり朝に勉強した方が学習効率が高いこと。もう一つは、受験本番は朝から試験が始まるので、直前期に変わってしまった生活リズムでは受験本番のタイムスケジュールにマッチしていないこと。これを無理に朝方に再マッチさせようとすると、大きく体に負担がかかり、寝不足や体調不良の状態で試験本番に向かうことになり最悪である。

②睡眠時間を削る学習法はダメ!

こちらも追い込まれれば追い込まれるほどやってしまいがちだが、基本的にそれぞれの人間が必要な睡眠時間は決まっている。それを、例えば1カ月もの間平均して毎日2-3時間睡眠時間を削って勉強にあてるとすると、脳や体に相当な負担がかかってしまう。自分では大丈夫と思っていても、十分に回復していない脳では無意識のうちに集中力の低下、記憶力の低下、注意力の低下、計算ミスの増加などマイナスの効果が強く出る。さらに肉体的にも、免疫力の低下に伴い風邪を引きやすくなる。これまでの受験勉強の中で自分に最適な睡眠時間は理解しているはずなので、その時間を無理に削るような学習法は避けるべきだろう。どうしても睡眠時間を削ることになってしまった場合は、20~30分程度の仮眠を上手に使おう。

③食べ物や飲み物にも注意する!

こちらは生活スケジュールではないが、同様に注意が必要なことである。具体的には、上記の①②とも一部重なってくるが、無理やり勉強の集中力を上げたり睡眠時間を削るために普段は飲まないコーヒーやエナジードリンクなどのカフェイン入り飲料を摂取したり、ご飯を食べる時間も惜しいのでお菓子のようなもので昼食や夕食を済ませてしまったりと、こういった食事に関する点にも注意が必要である。カフェイン入り飲料は普段から飲みなれていないと腹痛や下痢の原因になる。また、お菓子ではカロリーや栄養素的に不十分で、疲労した体や頭は回復しない。逆にいつもと違った特別フルコース料理を食べる必要はないので、普段通りの食事を継続することが大切である。

以上、本日は直前期の生活スケジュールに関する内容だったが、残り1ヶ月半、心技体すべての準備を整えて本番に向かおう。

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