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3/15/2024 9:30:00

Case150.勝負はすでに始まっている

eyecatch
マインド

今年度の国公立前期日程、後期日程ともに終了した。後期の結果発表を待つのみという現在であるが、概ね今年度の受験は落ち着き、新高 3 生や浪人を覚悟した受験生が来年度に向けて気持ちを新たに行動を起こす時期がやってきた。

結論を先に書くと、来年度順当に第一志望に合格する受験生は、もうすでに行動を開始している。つまり、本格的な受験モードに突入している。受験とは時間との戦いで、直前期の一ヶ月も今の一ヶ月も同じ一ヶ月なわけだから、一日も早く行動を起こした方が有利に受験を進められるのは言うまでもない。この事実にいち早く気がつくことが重要で、そして実際気がついた人から順に合格に近づいていく。

今年落ちてしまい浪人が確定した受験生こそ、この時期にしっかりと受験勉強を再スタートさせることが大切だろう。今年度の受験が終わった今のタイミングは「落ちたけどやり切った」という感傷に浸る気持ちは十分わかるが、来年度こそ本気で合格したいなら、数日~一週間程度の休息は仕方ないにしても、それ以降は気持ちを切り替えて速やかに受験モードに入っていかなければならない。先にお伝えした通り、来年受かる受験生はもうすでに本格的な受験モードに突入しているわけで、この人たちとの競争に勝つ必要があるからである。

特に、“あと一歩で落ちてしまった”という(思い込んでいる)受験生は上記の事実を肝に銘じてほしい。というのも、『あとちょっと足りなかったから、そのちょっとの差を埋めるだけで次こそ自分は合格するんだ』という根拠のない妄想の結果、本腰になるべきときに本腰になれず、いつまでもその気持ちをズルズルと引っ張ってしまうからだ。言うまでもなく、その結果は悲惨なものになる。人間は悲しいもので、一度記憶したものも時間の経過とともに確実に記憶が失われていく。つまり、受験が終わった最高点の学力から再スタートができるわけではなく、時間の経過とともにそれまで積み上げたものは大なり小なり劣化し、その劣化点から再スタートを踏み出すことになる。よほどの天才は別かもしれないが、おおよその人間はこのような経過をたどる。一日 24 時間という時間だけはどんな人にも平等である。それゆえ、その 24 時間 365 日の使い方次第で来年度合格するも、不合格になるも決まることになる。受験生よ、勝負はすでに始まっている。

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