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11/14/2025 11:30:00

Case237.小さくてもいいから、早くやる

eyecatch
勉強法

『小さくてもいいから、早くやる』この言葉には、結果を出す人の行動の本質が詰まっている。重要なのは0→1のアクションを早く取り、早く失敗を重ね、そして早く成功にたどりつくことである。たとえ小さな一歩でも、今すぐ踏み出すこと、そしてそれが失敗すれば次にまた早く一歩を踏み出すこと、このような行動を重ねることが成功の鍵だと思う。

多くの人は何かを始めたいと思ったとき、「ちゃんと準備してから」「時間があるときに」「やる気が出たら」といった考え方をする。しかし実際には、そうした“完璧なタイミング”はなかなか訪れない。気づけば数週間、数ヶ月が過ぎ、やりたいことは「やりたいまま」になり、いつの間にか忘れ去られる。また、仮に行動に起こしても、一回失敗すればすぐに諦め二度と取り組まなくなる人が多い。

今や世界的ブランドとなった『ユニクロ』の創業者である柳井正氏も同様に考えており、自身の著書『一勝九敗』で述べられているように、「10回新しいことを始めれば9回は失敗する」「失敗に学ぶことと、リカバリーのスピード。これが何より大切である」と述べている。また、世界的大企業を多く輩出しているシリコンバレーで起業家たちの合言葉になっているのが「Fail Fast! Fail Often!(誰よりも早く、多く失敗せよ!)」であり、グーグルの元CEOエリック・シュミットは、「Fail fast, fail cheap, and fail smart(早く、安く失敗し、賢く失敗せよ)」と、韻を踏んで使っている。

勉強でも全く同じことが言える。多くの学生は「明日から勉強しよう」「ちゃんと準備してから模試を受けよう」など考え、今日できることを明日に延ばす傾向にある。しかし勉強がうまくいっている人は、こういった考え方とは逆の考えや行動をしていることが多い。0→1のアクションを素早く取り、失敗するなら早く失敗し、その中で自分が上手くいく方法を早く見つけ出す。これが受験でも成功している人の特徴である。

『小さくてもいいから、早くやる』。この習慣は、未来の自分を助ける最高の投資だ。まずは完璧を目指すより、早く着手する。大きな成功は、早く小さな行動の延長線上にあるのだから。

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