今回はやや受験的なテーマからは一線を画する内容となっており、受験勉強的にはあまり参考にならない内容であることを事前にご理解いただきたい。一度医学部を卒業し現在医師として勤務しているが、社会人になった立場からもしもう一度医学部に入り直すならというテーマで書いてみたいと思う。せっかく六年間過ごすならという大学生活的な観点で考えてみた。いずれの大学もあくまで個人の趣味の域を出ないことを予めご了承いただきたい。
もし医学部に入り直すなら、まず一校目は【山形大学】を目指したいと思う。理由は、大学時代に蔵王温泉に行った際に非常に感動したからである。特に蔵王温泉大露天風呂は圧倒的なスケール感で、全身で壮大な自然を感じることができる。北海道も温泉地帯だが、北海道の温泉とは少し雰囲気が違うし、東北!という感じの情緒がある。また、蔵王温泉だけではなく、山形県内には他にも素晴らしい温泉地帯が複数あるのでそう簡単に飽きることはないと思う。食べ物も美味しいものが多く、当時を振り返るといも煮をとても気に入って食べた記憶がある。他にも米沢牛、どんがら汁、さくらんぼなど有名なものが非常に多いのも魅力的である。
二校目は【金沢大学】である。こちらは金沢市の街並み、兼六園などの観光地、金沢城公園などいずれも素晴らしい。金沢大学と金沢市の中心部はグーグルマップによると少し離れている(?)ようだが、それでも中心部までバスですぐ行けるような距離であり、大学の立地も素晴らしい。また、金沢駅の兼六園口にある「もてなしドーム」は夜間帯にライトアップもされており非常に美しい。金沢駅は世界で最も美しい駅14駅の1つに選ばれているらしい。グルメに関しては、カレーがとても濃厚でいつも食べているカレーとは違った味わいだった。特に学生時代によく食べたスープカレーとは全く反対のような立ち位置だから金沢のカレーはより新鮮であった。その他海鮮類やおでん、加賀料理など有名なものが多数ある。
最後に三校目は【神戸大学】である。神戸空港からポートライナーに乗り市内に向かうわけだが、その車中に窓から見える景色がとても美しい。中心部もオシャレであり、かつ実際に住んでも利便性が高そうな印象だった。新旧が共存する街で、異国情緒もあるところも素晴らしい。兵庫といえば、神戸牛は一番(?)有名かもしれないが、そばめしや明石焼きなど他にも安くて美味しいものが多数ある。また、個人的には岡山県や京都府も好きな場所なので、兵庫県はそれと接しているというのもポイントが高い。神戸の街並みが好きだから神戸大学に行った友人もいるくらい、神戸は魅力的な場所だと思う。ただし、北海道生まれ北海道育ちには夏は地獄かもしれない。。。
以上、もしもう一度再入学するなら大学生活的な観点から上記三校を考えたいと思う(笑)。もちろん今回紹介しきれなかった素晴らしい大学や素晴らしい土地も多くあるし、実際行ったことのない都道府県の方が半数を超えているわけで、残りの行ったことのない素晴らしい土地・大学もいつか足を運んで紹介できたらと思う。もしかしたらこんなことを考えて受験勉強するのもモチベーションアップにつながる(?)かもしれない。