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9/19/2025 9:30:00

Case229.質問の質が、人生の質を決める

eyecatch
マインド

米国に世界№1カリスマコーチとされるアンソニー・ロビンズ氏という人物がいる。本日はそのアンソニー氏の著書より『物の見方や視点を変えることの重要性』に関する一節を紹介する。

「なんでこんなに気が滅入るんだろう」とか、「どうしてみんなに嫌われるのかしら」といった質問を投げかけているうちは、とても前向きには生きられない。

現状を打破するためには、「幸せで、人から好かれる人になるためには、どこをかえればいいのか」と考えなければならない。

このように、焦点(しょうてん)の当て方が変われば、一瞬で自分の感じ方を変えることができるのだ。

あなたにとって、絶えず自分に問いかけるべき質問とはどのようなものだろう。私には、お気に入りの質問が二つある。どちらもごく単純なものだが、苦境に立たされ、巻き返しを図ろうとする時にはいつも役に立ってくれる。

それは、「何かいいところはないか」と、「これをどう利用できるか」という質問だ。どんな状況であれ、「何かいいところはないか」と考えるだけで、プラスの意味を見出すことができる。

また、「どう利用しようか」と考えることで、どんな困難も有益なものに変わる。

「人生で最低のことは何?」と言われると、くだらないことを訊くなと思いつつも、あなたは答えようとする。そして、その質問が潜在意識に刻み込まれてしまうのだ。それとは逆に、「人生で最高のことは何?」と言われれば、その答えを考えてるうちに、すっかり気分がよくなっていることに気付くだろう。

『一瞬で「自分の夢」を実現する法』(本田健)訳・三笠書房

アンソニー氏の考え方を日常生活に当てはめて考えれば、例えば、課題に直面し上手くいかない場面では、「どうしてどれもこれも、うまくいかないんだろう?」ではなく、「他になにかうまくいっていることはないか?現状の中でうまくいきそうなことはないか?」と思考を変え、あるいは大失敗をしてしまった場面では「なぜこんな失敗をしてしまったのだろう?」ではなく、「この失敗から学ぶべきことはないか?」と発想を変えてみる。この思考方法こそが人生を好転させるための鍵だと言う。

人は一面的に物事を見がちである。長所を見れば長所だけを見るし、短所を見れば短所ばかりを見てしまう。これは、質問も同じで、どの部分に焦点を当てて考えるか、ここが最も大切である。『質問の質が、人生の質を決める』質問力を磨き、豊かな人生を送ろう。

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