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8/5/2022 9:30:00

Case70.失敗は成功の基

eyecatch
マインド

 「失敗」という言葉を聞くとネガティブなイメージをもつことが多い。それは「失敗」という言葉は「成功」の対義語であると考えられているからであろう。たしかにいくつかの辞書を引くと、実際そのように記載しており辞書的には間違いないと言える。しかしながら、これまでの自身の経験や周囲の成功者(少なくとも社会一般ではそう考えられている人たち)の話を直に聞いていると、決して「失敗」の反対が「成功」なのではなく、【失敗こそ成功のプロセス」と思うことがある。

 一見上手くいっているように見える人でも、必ずどこかで上手くいっていない瞬間がある。すべてにおいて順風満帆に事が進み続けるということはありえない。しかし、その上手くいっていない瞬間を失敗と思わないマインドを持つことが重要で、それは上手くいっていない状態に「失敗」という言葉のレッテルを貼らないこととも言い換えられる。

 一度「失敗」というレッテルを貼ってしまうとその負のイメージに心が支配されてしまうが、このレッテルの一番怖いところは、一度そう思ってしまうと立ち直るのに一定の時間がかかってしまうことである。負の感情に心が支配され、マイナスをプラスに反転させるのに多くの労力を要してしまう。

 皆さんは科学実験をしたことがあるだろうか。実験をしたことがある人にはわかると思うが、実験とは常に失敗の連続である。しかし実験で失敗してもその失敗は無価値なことではなく、次の成功のためのステップになる。つまり、上手くいかない方法を一つ確かめることができ、今度は同じ方法をやらなくて済むのである。これは大いなる進歩である。

 つまり失敗とは、上手くいかない方法を一つ試し、そしてその方法を除外し、結果として答えに近づくためのプロセスなのである。決して遠回りをしているとかではなく、自分にとっての最適解を探すための準備をしているのと同義である。この考え方を持っている人と持っていない人では、困難なこと(=上手くいかず失敗しそうなこと)に直面した時の対処の仕方や心の持ちように大きな差が生まれてくる。

 まもなく夏休みが終わる。夏休みの勉強はどうだっただろうか。万事順調に進んだ人がいる一方で、そうでない人も多いと思う。思ったように進まなかったときこそ、この「失敗」を今後どう活かしていくのか、そのやり方や考え方次第ではこれまで上手くいっていた人以上に大きく成長するチャンスが来るかもしれない。大学受験・第一志望合格という中長期的な目線で、日々の上手くいかないことに対してどう向き合っていくべきか、一人ひとりが考えてほしいテーマである。

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