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2/4/2022 9:30:00

Case44.今年の共通テスト数学IA、正直なところ、、、

eyecatch
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 紙と鉛筆で今年の共通テスト理系科目と英語を解いてみた。共通テスト二日後にチャレンジし、噂になっている数学IAから開始。時間を気にしない、緊張感ゼロの環境で解いたが、、、全国共通で受ける“共通”テストとしてはかなり酷というのが正直なところである。今回そんな中で高得点を取るために必要だったポイントは【二次試験を見据えた学習戦略】と【問題の取捨選択・判断】、この二点に尽きるだろう。

 一点目の【二次試験を見据えた学習戦略】について、今回は旧センター試験や昨年の共通テストのようないわゆる一次試験という枠組みを超えるような問題が多数出題された。一般のイメージする共通テスト対策しかしていない場合はかなり苦戦が予想され、真に共通テスト対策しかしなかった受験生は時間的な制約も考えると半分程度の点数が現実的な線ではなかろうか。逆に医学部・難関大などの二次試験で数学をゴリゴリ使う受験生は、初手こそ見かけが異なっており手が止まっても「何となく見たことある形に持ち込めそうだ」と発想できたと思う。それでも緊張した試験時間内に従来通りの一次試験点数を取るのはかなり難しかったように思う。もしも今回の試験が「このくらいの学習レベルで日常学習を追求しないとダメですよ」という文科省のメッセージだとすれば、共通テストという限られた枠組みの問題レベルではなく、真の学力につながる二次対策、二次学力を十分に身につけるべきだろう。(というよりも、そうしないとまず解けないと思う。)

 ニ点目の【問題の取捨選択・判断】について、今回のような異例のケースでは特に、時間内に解ける問題・解けない問題を取捨選択し、優先して解く問題を的確に判断するという思考が試される。問題開始とともに問題全体を俯瞰し、問題を解く順番、おそらくここまで解くことが最低ラインだということを瞬時に判断しなければならない。これは共通テスト数学に限らず言えることだが、得点の最大化を目指すとき何を優先して解くことが総合得点(足し算)を最大化できるのかを常に念頭に置く必要がある。闇雲に突撃してあえなく返り討ちというパターンは非常に勿体なく、捨てるべき問題は思い切って捨てるというような判断をする訓練を日常学習でも取り入れる必要がある。ただ、これまで何度も同じことを言っているが、これは受験生の心情的な面も考えると言うは易く行うは難し。

 蛇足だが、途中で数学の試験を受けているのか、はたまた国語の試験を受けているのかわからなくなりそうなくらい文章量が多かった。大問1-[2]はまさにその典型で、たったこれだけのことを解かせるのにこんなに文章が必要だろうかと疑問を抱いた。数学における情報の処理とは、日本語でツラツラと書いている太郎さんと花子さんの会話を読み取る能力のことなのだろうか。。。

 次年度を見据えるならば、真の数学力を養成する勉強を日常学習の中心に置き、いわゆるテクニック学習に逃げないことが大事である。単純な公式の暗記や意味も分からない解法の暗記では今回のような共通テスト攻略はかなり難しいだろう。今年の結果を踏まえ、来年は大なり小なり易化することが予想されるが、それでも上記のような学習方針で勉強することが最優先課題と考える。

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