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3/11/2022 9:30:00

Case49.過去、現在、未来

eyecatch
マインド

 過去、現在、未来。「この三者の中で、いまこの瞬間に自分が最も影響力を行使できるのはどれでしょうか」と聞かれたとき、「それは現在です」となるはずであり、実際その通りである。過去は過去でありタイムマシンがなければ時間を遡ることはできないし、未来は未来であり現在よりも不確定要素が多いため完全に見通し操作することは一般に不可能である。

 過去、現在、未来。この三者は同一直線状に位置し、過去を受けて現在があり、この連続に未来がある。それゆえ、今の自分が自分たる所以は過去に起因し、そして未来の自分は現在の自分の行動・選択の連続によって形作られる。そして何かを為そうとする「これから」を考えるとき、つまり「未来に向けて進む」という決断をしたとき、同一直線状にあるからこそ、変えられない過去にこだわるのではなく、現在進行形の今に精一杯のエネルギーを注ぐことに全力を傾けてほしい。

 こういった話をするのは、ときおり受験生や保護者との進路相談で「昔から自分は〇〇だったから~」「以前は〇〇だったから~」という【過去】に囚われている人が多いと感じるからである。たしかに現在を規定しているのは過去であるが、未来を規定するのは過去ではなく現在である。これをごちゃ混ぜにし全てを過去の責任にして、今自分が変われるはずのチャンスを自ら手放してしまっている人はいないだろうか。過去がどうだったのかはこれから新たなことに本気でチャレンジしようとしている君たちには関係ないし、また、できない・やらないための理由づくりの材料にしてはならない。

 人間とはずるいもので、やらないための理由づくりは得意である。例えば「今日は部活で疲れたから明日からやればいいか」「今週はよく頑張ったから来週から本腰を入れればいいか」といった具合に、やらないための理由づくりはどんな人も一流である。逆に、やるための理由づくりは誰しも最初は苦手で、「今日頑張ったから明日はさらに頑張ろうか」「今週はよくやったから来週は2倍頑張ろうか」というのは普通とはかけ離れており、安全・安定を求める人間の本能(=ホメオスタシス)に相反するといえる。

 しかし、もし自分が何かに挑戦しようとするならば、このような自分のずるさと闘い、ホメオスタシス的な現在地を飛び越えチャレンジしなければならない場面は必ず出てくる。つまり、理性>感性となり、俺/私はやってやるぞという場面を多く経験することになる。

 はじめはこの「やるための理由づくり」に違和感を感じて上手く実行できないだろう。しかしこの考え方に慣れてくると、逆に、昨日の自分がいた現在地に今日も自分が立っていることが気持ち悪くなる瞬間が出てくる。そうなるまでが困難であるが、一度こうなってしまえば正のサイクルに入りだす。

 今変えられる現在にひたむきに向き合い、一歩ずつ未来に向かって進み続ける。この連続こそが当初思い描いた自分だけのストーリー(未来)を成功に導く唯一絶対解なのかもしれない。さあ、今から、ここから。

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