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3/24/2023 9:30:00

Case100.これで十分?

eyecatch
マインド

三月も終わりを迎えようとしている。怒涛の一年間が終わりを迎え、4月から気持ちを新たにそれぞれ次の目標に向かう季節になる。今日は新たな目標に向かう上でどんなことに気をつけながら一年間取り組めば良いか一緒に考えてみよう。

ある大目標を立てたとき、例えば一年後に北大医学部に合格したいと考えたとき、その目標達成のために月単位、週単位、日単位の目標を設定することは重要だろう。「7月末までに数学は○○まで終わらせ、模擬試験で△△程度の点数や偏差値を取る」といったものから、「今週は英単語を××まで覚える」といった類のものである。

この目標を進める上でとても大切な考え方がある。パナソニック創業者・松下幸之助氏の言葉だが、

一方は「これで十分だ」と考えるが、もう一方は「まだ足りないかもしれない」と考える。そうしたいわば紙一枚の差が、大きな成果の違いを生む。

この考え方の差異は塵も積もれば山となる代表例で、「今日はノルマをクリアしたからもうやらなくていいだろう」と考えるのではなく「さらにもう一歩進めるだけ進んでおこう」と考える人の方が1年後には大きなアドバンテージを得ることになる。

勉強も含めて、ある日突然目が覚めたら今まで何も努力していなかったものが急に出来るようになるという棚ぼた的なストーリーはほぼ存在せず、日々努力を積み重ねて小さな変化が積み重なった結果で目覚ましい成果は得られる。ゆえに、「もう十分」と立ち止まる傾向のある人よりも「もう一歩」とストイックに次を目指す人が勝ちやすくなるのは言わずもがなである。

これから迎える4月はどの受験生もモチベーションが高く意気揚々と学習に取り組む場合が多いが、5月以降(いわゆる五月病)に少しモチベーションが下がり日々の歩みが止まりそうになった時に、上記の言葉を思い出して気持ちを引き締めてほしい。時期的にはまだ先だとおもうかもしれないが、今のうちから「もう一歩」という考え方を意識に刷り込ませてほしい。それが来年の3月に「笑顔の3月」になる秘訣だろう。

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