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8/20/2021 3:16:00

Case22.夏が終わったら

eyecatch
マインド

 つい先日まで30℃超でマラソンオリンピックを敢行した札幌も、最近では急に気温が下がり、Tシャツだけでは肌寒くなった。北海道の夏は年々暑くなっているように感じるが、その暑さもお盆までというのはどうやら変わらないようだ。

 北大・医大進学塾でも真夏の夏期講習が無事終了した。まさに一年間の中でも【夏の陣】と言える肝心要の一ヶ月であった。(厳密には3~4週程度であろうか。)この時期から現役生が飛躍的に伸び始める時期であり、浪人生には少しつらい時期である。私も当時は後ろからじりじり追い上げてくる現役生(ライバル)のことを意識せずにはいられなかった時期だったと記憶する。夏の間に苦手分野を克服し、得意科目を武器科目にすることが来春の合格への鍵となることは以前の記事(Case18.夏だ、天下分け目の夏休みだ!)でも紹介した。

 さて、受験生は常に未来に生きなければならない。つまり、夏休みにしっかり勉強できた人もできなかった人も、そういった事実を踏まえて次の行動に移らなければならない。特に大学受験のような締切と最終目標が明確に定まっている場合では、ただ立ち止まって考えているのではなく、常に行動ベースで進んでいかなければならない。

 これからの時期は、基礎・基本的な問題、典型的な問題にプラスして「典型的な問題をベースにしつつ少し思考を要する問題」や「分野横断的な問題」にもチャレンジしていく必要がある。つまり、夏までに着々と増やしてきた手札を実際にどう使っていくのか、ということを念頭に置いて学習を進めなければならない。

 例えば、数学で「確率」単問、「数列」単問ができたとして、それを「確率漸化式」というような形で出題されても解けるように訓練を積んでいかなければならない。これは各々単問ができたからといって、複合的問題が一朝一夕でできるようになることはまずない。それぞれの単問ができることを前提として、それをもとにトレーニングを積まなければ実際の問題で(1)は解けても(2)(3)を解き切ることはできない。

 はじめは誰しもが上手くできないのである。しかしこういった練習を繰り返すことで少しずつできるようになる。その時期がまさにこれからの時期なのである。上記は数学を例に出したが、例えば他にも英語であれば、「単語」だけできる、「文法」だけできるという段階から、短い文章を正確に訳せるようになる、次に中文~長文を訳せるようになるというプロセスを経ていく。

 勉強とは不思議なもので、毎日繰り返し机に向かっていけば、その成果は遅々たるものであったとしても確実に花開く。秋以降は夏までに必死に机に向かってきた成果が少しずつ目に見え始める時期でもある。自身の受験時代を回顧しても秋以降から「実りの季節」であったと思う。春に植えた苗が夏の間に育ち、秋から少しずつ実になり始めるのである。

 受験生には、特に北大・医大進学塾の塾生には、夏までの努力が実を結ぶ秋であってほしいと思う。そういった努力の積み重ねが自信になり手応えになり、本番で確かな自分への信頼と合格につながるからである。

 さあ、北大・医大進学塾の塾生よ、将来のドクターたちよ、今日から始まる二学期本科も情熱をもって頑張ろう。

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